2021.5.18アンティークジュエリーのリメイク
今日は生徒さんの私物であるアンティークジュエリーの、ゴールドリングの腕部分が破損してしまったので腕部分を新たにシルバーで製作し、新しいリングとして生まれ変わったのでご紹介します。
元のリングの石座部分を切り離し、そのダイヤモンドが散りばめられたゴールドの石座自体を一つの宝石に見立てて、新たなシルバーリングに立てられたサイドの爪で留めています。
元のリングに空けられていた装飾窓にシルバーで作った爪を倒しこんでガッチリと留めています。
これまでこのタイプの石座を留めるときは上面部分を抑えるように4本ぐらいの爪で留めていたのですが、シンプルなデザインにするためにこのような留め方にされています。
しっかりと留まるか少し不安もありましたが石座のくびれ部分に、しっかりとシルバーのリングが噛み合うように製作されたので思った以上にしっかりと留まりました。
周りの生徒さんにも大好評でした。
使えなくなってしまったお気に入りのリングが、自分好みのデザインのコンビリングに生まれ変わって良かったですね。
お疲れさまでした。