2019.7.9蜜蝋リングアレンジ

今日は以前ご紹介した蜜蝋とシートワックスを組み合わせたリングに、乾燥させた植物を蜜蝋に浸してからシルバーで鋳造したパーツを組み合わせる作業をしている生徒さんの紹介です。
蜜蝋にシートワックスを組み合わせたリングがシルバーで鋳造されてきたのですが、そこに以前鋳造した植物のパーツを組み合わせてみたいと提案されたので早速ロー付けしていきます。

リングと植物のパーツの大きさが違いすぎるのでなかなかうまくロー付け出来なかったのですが、何とか無事にロー付け出来ました。
ロー付けするときにシルバーの場合は付けたいもの同士の温度をうまく同じにしてやらないといけないので、どちらかのパーツが極端に大きい場合は大きいものだけに火を当てるようにして、小さいパーツの温度が先に上がってしまわないようにしてやる必要があります。
シルバーのロー付けが難しいのはその火の当て方にコツがいるからだと思います。
リングの仕上げはあまり磨きすぎずに、光り過ぎるのを抑えたので存在感はあるけど主張しすぎないリングになりました。

植物をそのままの形で鋳造しているので、とても個性的なリングになりました。
午後からの授業では以前ご紹介したラグビーボールのピアスがシルバーで鋳造されてきたので、続けて仕上げされました。
ラグビーボールの白いラインとひもの部分を艶消し仕上げにすることで、よりラグビーボールらしく仕上がりました。

ワックス原型の時よりラグビーボールらしくなりましたね。
依頼されたご友人に喜んでもらえるといいですね。