2020.2.1シトリンの髪留め

今日は奥さんのためにシトリンを使った髪留めを製作されている生徒さんの紹介です。
真鍮の板から糸鋸で透かしたパーツとシルバーの地金から製作した石座を組み合わせた、とても凝った作りになっています。

石座の爪の厚みを強調して立て詰めリングのような雰囲気をあえて出しておられます。
あとは石留して仕上げれば完成です。
喜んでいただけるといいですね。
お疲れさまでした。

 

午後の授業ではワックスで切り貼りリングのアレンジを完成された生徒さんがおられたのでご紹介します。
切り貼りリングとは直線的なデザインのリングの裏抜きをするときにあえて天板を別に作り、リング本体の裏抜き作業をやりやすくしたリングのことです。
課題では1mmのワックスの板を張り付けるだけなのですが、そこにひと手間加えてクロスモチーフのパーツを張り付けられています。
クロスモチーフの柄がかなり細かいので、作るのに苦労されていましたが、かなり完成度の高いパーツに仕上げられました。

クロスのモチーフを天板に直接彫り込むより別パーツで張り付けたほうが、やはり面がきれいに仕上がります。
手間のかかる作り方をされた分リングとしての完成度が飛躍的に向上していると思います。
シルバーで上がってくるのが楽しみですね。
お疲れさまでした。