2019.10.12結晶メノウのペンダント

今日は台風19号の影響が心配でしたが普通に授業をしています。
さて今日ご紹介するのは、神戸の展示会で手に入れられた結晶付きのメノウの形を活かしたデザインのペンダントを製作された生徒さんです。

結晶が付いた部分が波打ったような形になっているので、石の周りのデザインをミルクポットにして中身がメノウになっているイメージだそうです。
石の上面がほぼフラットな形状で両サイドの端の部分が少しだけ面取りされたようにカットされていたので、その部分だけシルバーを叩いて倒し、石を固定されています。
一応念のため接着剤も見えないところにつけているそうです。
すっきりと透明感のある石にミルクポット型の可愛らしいデザインが映えたお気に入りのペンダントに仕上がりましたね。
お疲れさまでした。

 

他の生徒さんは以前ワックス原型の完成時にご紹介したオオサンショウウオのペンダントを完成されました。

結構大きなサイズなので「ス」(鋳造時に空気が入って出来てしまう穴のことです。)が出てしまって仕上げるのに苦労されていましたが、なんとか完成されました。
石を留める予定もあったのですが、あえて入れずにオオサンショウウオのぬるっとした質感を重視されました。
どこか愛嬌のある可愛らしいオオサンショウウオに仕上がったと思います。
お疲れさまでした。

 

もう一人の生徒さんも波打ちリングのアレンジを完成されました。

 


スクエアなフォルムに柔らかな波型のラインをプラスすることにより、甘すぎず女性らしさもしっかりと表現された絶妙なバランスのデザインリングになっていると思います。
波型の溝の部分の仕上げに手こずられていましたが、すっきりときれいに仕上がりましたね。
大人の女性にぴったりなリングだと思います。
次はさらにシャープなデザインの課題になりますので頑張りましょう。